■日本の伝統芸能のご紹介
日本のさまざまな伝統芸能をご紹介いたします。
■芸者
外国の方で日本の文化を表現するのに「テンプラ、フジヤマ、ゲイシャ」――というジョークがあるほど、日本代表のものとしてあげられるのが芸者です。
長い歴史の中では、遊女と大差ない存在だった時代が初期にもあったようですが、そんなときでも、芸者には「芸は売っても体は売らぬ」というプロ意識があったそうです。
そういうこともあり、求められる技術は高く、中には茶道の経験を問われることもあったとか。
実は、「可愛いだけじゃやってられない」過酷な世界だったのです。
ただし、いったん人気者になれば、金持ちのパトロンがついて、生活費はもとより身の回りのものすべての資金を援助してくれるシステムだったので、みんなは頑張って修行をしていたんでしょうね。
それに、もちろん、人気者になれば、客からの指名もたくさんかかりますし、浮世絵のブロマイドもいっぱい売れたそうです。
何か、現在の芸能界と似たものを感じますね。
実際、当時、すでに「所属する芸者を登録・斡旋する」、今でいうタレント事務所に似たシステムもあったということです。
日本の芸能文化といえば、極端な摺り足と独特の身体の構え、そして円運動からなる独特な舞の能も有名ですが、今回は歌舞伎についてご紹介します。